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ブラックコーヒーにビターチョコレイトⅢ

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山口県母子殺害初公判について

Yahooニュースより抜粋
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山口県光市で1999年に起きた母子殺人事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われた当時18歳の元会社員(26)に対する差し戻し控訴審の初公判が24日、広島高裁(楢崎康英裁判長)であった。

最高裁は2審・広島高裁の無期懲役を量刑不当として破棄しており、死刑が適用できる「18歳」を1か月超えた被告への死刑選択の是非が焦点になる。検察側は改めて「極刑をもって臨む以外に選択の余地はない」と主張。弁護側は、元会社員に殺意はなく、犯行は傷害致死罪にとどまると主張し、更生の可能性を訴えた。

公判で、検察側は死刑適用の判断について、「年齢や反省などに重きを置く判断方法は、国民の法感情に反する」と指摘。「犯罪行為の悪質性や重大性を重視すべきで、更生の可能性を検討する必要性は全くない」とした。また、しゅん烈な遺族感情や社会への影響にも触れ、死刑の相当性を訴えた。
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例えば考えたくない話だが、自分の妻が同じような目にあったとしよう。
俺は、この事件の被害者である木村さんのように大人ではない。
どんな手段を使っても、仮に何年かかってもこの加害者を殺す。
そしてそれが法治国家の下、罪を償わなければならないとしても、死刑でなく"酌量"があって模範囚になって出所し余生を過ごすことはない。そんな苦痛な人生を過ごすなら割腹自殺でもして潔く妻のもとにいく。
今回の弁護士団(しかも20数名)は、偽善の何者でもない。木村さんが言うように極刑廃止のプロパガンダでしかない。18歳では極刑にならないルールはどこに判断基準をおくのだ。弁護団は「精神年齢が12歳だった」という。だから"酌量"があるのだと。
12歳の精神年齢にしたのは誰だ?五体満足で18歳にして殺人を犯す者を育て上げたのは誰だ。憲法改正論議など後回しだ。一番改正しなければならないのは刑法だ。
大学の時、専攻した法学部で、学がなかったのが幸いして弁護士試験も考えなかった。しかし学びながら、弁護士という仕事は"人をかばうこと""善悪関係なくかばい続けること"を教えられ、少なくとも学があってもつかなかった仕事だ。
人間に大事なのは道徳だ。成文法でなく不文法、法律ではなく慣習法だ。暴走を食い止めるための法律であって、生きている以上は"情のもとに平等"だ。そこに刑法改正を持ち込むとしよう。自分が生み育てた子供が、非人道的な罪を犯した場合は親にも重い罰則を与えるよう改正せよ。犯罪は過ちだけではくくれない。極刑の論議については賛否あるが、僕は賛成派だ。最高刑が無期懲役ならば「なにをやっても殺されることはない」と思う奴らが増えるだけだ。
将来、治安がよくなることは絶対にありえない。なぜならば自由が当たり前じゃないと耐えられない連中がどんどん増え続けているからだ。それくらい今の世の中はわがままな人間ばかりだ。個人的に今、絶望的観測をすると、長生きが果たしてよいのかもわからない。
事件当時より強くなった木村さんに本当、1度会って話がしたい。
by fkterie | 2007-05-24 23:57 | ■モラル考

ビターチョコを1かけ食べて飲むブラックコーヒーが無二のひととき


by fkterie