ブラックコーヒーにビターチョコレイトⅢ

danjiyoshi.exblog.jp
ブログトップ

本屋になら何時間でも居座れる

僕は本が好きだ。本が好きということは本屋も当然好きだ。
本屋というのは不思議な空間である。探したいモノがない時はただダラダラと全体を歩きながら、興味を示したコーナーで立ち止まってはまた歩く。新しく興味を持った、または調べたいものが出てきた時は、そのコーナーにまっしぐらに行く。そこはまるで後光が射してるようで、何で今まで気にもしてなかったんだろうと、その新鮮さにいつも満足する。
寺田寅彦の随筆に「丸善と三越」というのがある。大正9年に書かれたものだが、筆者が本屋の老舗の丸善と百貨店の老舗の三越のことが好きでその店内を散歩するパターンを書いているものだが、丸善に入る描写を「・・ただ何かしら久しぶりで仲の良い友だちを尋ねて行く時のような漠然とした期待をいだいて・・」と表現しているが、まさに懐かしさと新しさ、それも友だちに会いに行く感じが僕を飽きさせない一番の要因である。
ジャンル1つをとっても、文芸・芸術・文庫・新書・人文・歴史・教育・医学・趣味・実用・旅行・地図・児童書・学習参考書などなど。これはあくまでジャンルですから、枝葉はさらに分類されている。前に、折り紙って折らなくなったよなーと思って、買い物に出たときに本屋に寄る。ジャンルはなんだろ。趣味?意外と児童書?そう推測しながら店内を探す。
コーナーを見つけると、スタンダードな「折り紙の折り方」なる本を見つける。何種類もある中に「大人の折り紙」という本を見つける。よくよく見ると、なんと1万円札で折るブラックユーモアめいた本。例えば魚を折ったとき、顔のところにちょうど福沢諭吉さんの顔がくるようになっている罰当たりな内容だ。
その時々に興味を示した言葉やセンテンスを頭に記憶させ、本屋に行く習慣をつけると前氏がいう「仲の良い友だち」に会えるし、クリックして簡単に調べられる方法とは全く非なる発見ができる。人間は知らないことのほうが多い生き物であり。興味があるうちが花なのである。
[PR]
by fkterie | 2007-03-02 21:15 | ■日常考

ビターチョコを1かけ食べて飲むブラックコーヒーが無二のひととき


by fkterie